2015年10月17日土曜日

『ボケの世界へようこそ!いい感じの写真への第一歩。ボケの作り方、教えます』が開催されました

ワークショップ班のよこみぞです。

『PHaT PHOTO写真教室 秋の文化祭 2015』にて
増永隼人さんによる『ボケの世界へようこそ!いい感じの写真への第一歩。ボケの作り方、教えます』が
10/16(金)19:30~21:00に開催されました。

満員御礼!

昨年の文化祭に引き続き、2回目の開催となったボケワークショップ。

ボケとは何か?という導入部分から、
センサーサイズとボケの関係、最もボケる組み合わせ、
ボケのサイズを知るための簡単な計算方法まで、
増永先生流に優しく解説してくださいます。

レンズの「癖」によって、作れるボケの種類が変わってくるので、
その違いを教えてもらいます。

「金があればいくらでもいいレンズが手に入ります。」
・・・と言ってたかどうかは、定かではありません

増永先生の作例を観ながら、
ボケの中に模様が入る「年輪ボケ」や玉ボケの端がかける「口径食」などの
ボケ用語にも触れていきます。

ボケ有り、ボケ無しでは印象がガラッと変わる!


そこで増永先生、パワーポイントの中に答えが書いてあるのに
『これ、どこだかわかります?』と参加者へ質問。

・・・?

書いてあるけど???

会場は大爆笑。
さりげなく本物の「ボケ」を加えてくるあたり、
増永先生のボケ愛は本物です。

参加者から事前に受け付けていた質問にも、時間の許す限り回答。

「思ったよりボケないんですけど何で?」
「料理写真をうまくボカしたいんですが」
「前ボケが邪魔って言われたことあるのですが、どのくらいがいいの?」

ボケ沼に入場予定の皆様

参加者の皆さん、熱心にメモを取られていました。

実技のセッションでは、
シグマレンズを使用できるとあって、皆さんウキウキで自分のカメラに装着。

フルサイズ,APS-C,マイクロフォーサーズ用の各種レンズをお借りしています

ストロボはすべて先生の私物!
増永先生お手製の大型背景紙を前に、「ボケ」の世界を体験します。
被写体にピントを合わせて背景を入れてみて、という先生の指示に
カメラを向ける参加者。
撮影した写真を観て「すごい!」「きれい!」と声をあげる方も。

先生渾身の「ボケ」背景をシグマレンズで撮影

参加者からの質問に熟考...しているところ!?

おおっ、きれいな玉ボケが!!
講座終了後には、熱心に質問をしていらっしゃる参加者の姿も。
『今日教えきれなかったことはぜひ聞いてください!』と
アフターフォローも忘れない増永先生、さすがです。

楽しそ。
「ボケ」と一口に言えど、ボケの種類やレンズの癖によってボケの味が変わる。
奥の深い「ボケ沼」にちょっと足を踏み入れてしまったかもしれません。
恐るべし、ボケの世界...!

「PHaT PHOTO 秋の文化祭2015」では、最終日までいくつかのワークショップが開催されます。
あと2日間、是非楽しんでくださいね!