2015年10月19日月曜日

『秋の夜長の、MyBookを読みあう会』が開催されました

写真教室事務局のながはしです。
『PHaT PHOTO写真教室 秋の文化祭 2015』にて
フォトグラファー清水純一さん講師の『秋の夜長の、MyBookを読みあう会』が
10月14日(木)19:30~21:00に開催されました。
 

秋の文化祭2015で70名近くの方が制作・出展している
株式会社アスカネットの「MyBOOK(マイブック)」!
ご来場されたお客様が、手に取ってじっくりと読まれている様子が会期初日から見られています。

1冊から気軽につくれる高品質なフォトブックとして人気のMyBookですが、
今回の文化祭出展者の方々ははじめてつくられた方も多かったようです。
複数枚、時には50枚、100枚と写真をレイアウトして「本」としてつくりますから、
どのように写真を並べたらよいのか?
文字はいれたほうがよいのか?
など悩まれて作られたのではないでしょうか。




この講座は、参加者みんなのMyBookを読みあいながら、
つくる上での悩みを共有し解決しちゃおうというワークショップです。




講師の清水純一先生は、写真雑誌PHaT PHOTOの契約作家でもあるフォトグラファーです。
PHaT PHOTOの表紙を撮られたことも!
(このPHaT PHOTOの表紙の写真は清水先生撮影!)
透明感のあるポートレイト、とても素敵ですね・・・。








ワークショップがスタートし、まずはお互いのMyBookを読みあいます。
みなさん、真剣にそれぞれのMyBookを読んでいます。
「この写真はどこで撮ったんですか?」といった質問が参加者同士で出ることも。




一通り皆さんのMyBookを読んだ後は、
こんな写真をMyBookにまとめています!
こんなことに作る時に気を付けました!
といったことをずつトークしていただきました。



旅の記録、家族を写した写真たち、自分の作品をまとめたもの。
ひとりひとりの感動や、想いが一冊のブックになっているんだなと
みなさんのお話を聞きながら思いました。

夏・秋に開催した
「わたしのMyBookのまとめ方」や「想いを伝える、MyBook作成講座」で
MyBookの作り方のヒントを学んでから今回参加してくださった方もいらっしゃいました。
皆さんの学ぶ姿勢、素晴らしいです!




みなさんのお話に対して、清水先生もコメントを返します。





・表紙の写真のインパクトがすごい!
・タイトルと中身の写真はあっている?
・文字の入れ方はどう?
・もしかして、表紙はこの写真のほうが良かったかも?
・もっと沢山の枚数で写真を見たい!

時に優しく、時にちょっぴり厳しく、ひとりひとりに丁寧にお話をしてくれました。
次に作る時はこうしたら良いかも!というヒント満載の講評でした。



全員のMyBookの紹介&講評がおわった後は、清水先生のMyBookを紹介いただきながら、
フォトブックを作る上での秘訣をお話しいただきました。

○何百枚・何千枚とある写真の中から、どう写真を選び、レイアウトするのか
○見開きで写真を見せる時の並べ方のコツ
○お気にいりの写真をどう省くか?
○客観的に写真を組むこと!時には、誰か人にみてもらうことも重要

・・・などなど、
清水純一流のフォトブックをつくる時のポイントを参加者の皆さんに伝授されていました。




写真集・フォトブックは、基本的には「誰かに見てもらう」もの。
見る人が気持ちよくページをめくって、最後まで楽しめる
フォトブックを作れるようになりたいですね・・・!

清水先生は、今回3冊のMyBookをつくってこのワークショップに参加してくれました。
「Blue in the sky」、「home」、「ako」。癒しと、感動たっぷりの三冊です。




秋の夜長の、MyBookを読みあう会ということで、
静かに白熱した夜でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!